開催報告

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2019.12.26

12/17(火)開催報告 ハイコンセプト倶楽部 「男性も育児、介護をする時代、会社はどうとらえる?」

〜ダイバーシティとしての男性の働き方・生き方改革〜

NPO法人ファザーリング・ジャパンを立ち上げ、代表理事をされている安藤 哲也氏をお迎えして、
ご自身の体験も交えながら、男性の育児休暇の重要性とその影響力について伺いしました。

 

少子化で労働力人口が不足する中、政府は女性活躍推進・働き方改革を掲げています。
その成功の鍵はイクメン(育児に積極的な男性)とイクボスであると、安藤氏は言います。

 

 

昨今、共働き世帯(都市部の核家族は共働き共育てでないとやっていけない)が増え、仕事との両立または余暇を優先したい人が増えています。
また、育休を取りたいという男子学生も増えており、男性にも育休取得を推進している企業が学生に人気を集めている事例も出ています。

 

男女関係なく育休が取れる、ライフイベントがあっても両立でき長く働ける魅力ある企業にするには、
経営層・管理職層の固定化された価値観(仕事のやり方、男女の役割意識など)を変化させることと、
男女問わず全て、育児、介護、その他の私生活などに理解を示すイクボスの存在が大切になってきています。

 

男性の育児・家事参画と育休取得は、ボウリングのピンのように、少子化対策、働き方改革、女性活躍推進、地域社会活性化など問題に効果があると言います。
最後に、「父親が変われば、家庭が変わる、地域が変わる、企業が変わる、そして、社会が変わる」という言葉で本セミナーを締めくくりました。

 

 

講師プロフィール

安藤 哲也氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン  ファウンダー/代表理事)

安藤 哲也氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン  ファウンダー/代表理事)
[略歴]
1962年生。
二男一女の父親。明治大学卒業後、出版社、書店、IT企業など9回の転職を経て、
2006年に父親支援事業を展開するNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立し代表に。
「笑っている父親を増やしたい」と講演や企業向けセミナー、絵本読み聞かせなどで全国を歩く。
最近は、管理職養成事業の「イクボス」で企業・自治体での研修も多い。
2012年には児童養護施設の子どもたちの自立支援と子ども虐待やDVの防止を目的とするNPO法人タイガーマスク基金を立ち上げ代表理事に就任。子どもが通う保育園や小学校ではPTAや学童クラブの会長も務め地域でも活動中。
2017年には「人生100年時代の生き方改革=ライフシフト」をテーマにライフシフト・ジャパン(株)を設立し取締役会長に就任。
厚生労働省「イクメンプロジェクト推進チーム」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」、内閣府「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」委員、東京都「子育て応援とうきょう会議」、にっぽん子育て応援団 共同代表等も歴任。
[著書]
『できるリーダーはなぜメールが短いのか』(青春出版社)、『父親を嫌っていた僕が「笑顔のパパになれた理由」』(廣済堂出版)、『パパ1年生~生まれてきてくれてありがとう』(かんき出版)、『パパの極意~仕事も育児も楽しむ生き方』(NHK出版)、『PaPa’s絵本33』(小学館)など。読売新聞でコラム「パパ入門」を連載。
[受賞歴]
ファザーリング・ジャパンは平成30年度、内閣府主宰の『子供と家族・若者応援団表彰〜子育て・家族支援部門』にて、「内閣総理大臣表彰」を授賞しました。

開催概要

Overview

開催日時

2019年12月17日(火) 18:30〜20:45(18:00開場)※懇親会含み

定員

18

金額

3,000円 ※当日、現金でお支払いください。領収書をお渡しします

会場

株式会社人財ラボ

住所

〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル16F
麹町駅から徒歩3分、永田町駅から徒歩8分、半蔵門駅から徒歩9分、四ツ谷駅から徒歩11分

講師名

安藤 哲也氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン  ファウンダー/代表理事)

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紀尾井町ビル16F

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