今回は、GALLUP認定ストレングス・コーチ（Advanced CliftonStrengths Coach )の
宇野聡美様をお迎えして、自分の強みの活かし方等をお話いただきました。

一般的に、「才能」というと「あの人は才能がある」というような言い方をされ、
特別な人のみが持っているものとして思われがちです。しかし、Gallup社は、
誰もが素晴らしい才能を持っていると言います。

Gallup社の定義では、才能は「思考、感情、行動の自然な繰り返しのパターン」と
されております。人は過去の成功体験に基づいて、自分自身の得意な成功パターンを
繰り返します。それらの才能の集まりを34の資質として分類し測定可能にしたものが、
ストレングスファインダーです。

宇野氏によれば、ストレングスファインダーは、WHAT（何ができるか？）ではなく、
HOW（どうやるか？）がわかるツールとのこと。つまり、何か物事を実行するときに、
自分の強みで「何をするか？」を考えることに使うのではなく、「どのようにやるか？」
（＝アプローチの仕方）に自分の強みの活かし方を考えるためのツールです。

 

自分の資質を知り、活かす中で気を付けるべきこともあります。それは、時として
上位資質が表に強く出すぎると、悪さをしてしまうことがあるということです。

例として、「達成欲」を持っている人は、自分自身でチェックリストを作り、どんどん
仕事を完了させていくことが好きです。一方で、できないことでも、「できます！」と
無理な約束をし、結果的に周囲に迷惑をかけたりしてしまうことも・・・

このような状況にならないためには、自分の強みを知り、「人のために強みを使う」
意識を持つことがポイントとのことです。

興味を持たれた方は、ご自身でウェブテストアクセスコード付きの書籍を購入するか
Gallup社の公式ページからストレングスファインダーを受検してみてはいかがでしょうか。