開催報告

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2019.07.31

「変化の激しい時代に求められる人事、人財開発の将来像」

中原考子氏による「変化の激しい時代に求められる人事、人財開発の将来像」開催しました。
 
第4次産業革命を背景として、ビジネス環境が大きく変化しているのは、周知の事実です。
そのなかで、今の仕事のプロセスを考え、AIやロボティクスを活用した未来の仕事を考えていかないといけないという
時期にきているということを具体的な事例を通じて、中原氏から伝えられました。
このことが、事業部だけでなく、人事も同様で、データドリブン人事が求められている背景となっています。
 
参加者同士でのディスカッションの中で、人のバイアスを少なくするためにデータを活用するや、
そもそもデータを活用しようとするときには、データを使いこなすスキルが組織に属する全員に必要なのではないか。
さらにマインドセットとして、会社全体としてデータを活用していく心構え、覚悟が必要かもしれないという話題が上がりました。
データ活用を通じて、人財開発や組織を変えていくときに問題や課題となり得る内容ではないでしょうか。
 
データを活用していくときのポイントとして、組織のどのような問いに対して、データを活用するのかを考えることによって、
仕事として具体的になっていくとありました。
つまり、今の時代、さらには今後、人事や人財開発に携わる人にはコンサルティングスキルが必要となっている時代である
と伝えられました。
 
様々な事業領域で話題となっているデータ活用の波が、とうとう人事や人財開発の世界にまで押し寄せてきています。
人事領域でも先進的な企業の取り組みの例が報告されていますが、多くの企業では、
なかなかデータを活用しきれていないのが現状ではないでしょうか。
今回の中原氏の講演内容は、今後、人事や人材開発、組織開発に携わる人には、とても示唆に富むものでした。
これからも弊社としても事業会社におけるデータを活用する高度化した人事、人財開発、組織開発の取り組みを
ご支援させていただければと存じます。
中原様、ご参加いただいた皆様
ありがとうございました!

講師プロフィール

中原 孝子氏(株式会社インストラクショナルデザイン 代表取締役社長)

ATD 認定CPLP
国立岩手大学卒業後、米コーネル大学大学院を経て、外資系製造販売会社、金融機関、IT企業にて
人材戦略部門のマネージャーを歴任する。
2002年5月に株式会社インストラクショナル デザインを設立し、
人材育成計画全般や効果的な研修設計と効果測定実施のためのインストラクショナル・デザインの支援、
パフォーマンスコンサルティング(Human Performance Improvement、翻訳書「HPIの基本」)、
グローバルタレントマネジメントの企画運営支援なども行っている。
ATD(米国の人材開発機構)メンバーネットワークジャパン副代表も務める。
ATDの国際カンファレンスをはじめ、各国の人事・人材開発カンファレンスでの講演も多数。

開催概要

Overview

開催日時

2019年7月26日 18:00~20:30

定員

18

金額

3,000円

会場

株式会社人財ラボ

住所

〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル16F
麹町駅から徒歩3分、永田町駅から徒歩8分、半蔵門駅から徒歩9分、
四ツ谷駅から徒歩11分

講師名

中原 孝子氏(株式会社インストラクショナルデザイン 代表取締役社長)

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