①秋山さんのやっていること

まずは秋山氏の自己紹介。大卒後入社したリクルートは、関わった「リクナビ」の立ち上げが完了し「やり遂げた」として退社。その後独立してさまざまな企業の事業企画、経営企画補佐の仕事に携わってきています。特に「リスクコンサルタント」として、保険や法務といった異なった側面から支援を提供。毎年改変する「リスク評価」後の対策サポートは、「インディペンデント・コントラクター」という緩く繋がる自律した個人を組織する形態で提供しています。

 

 

②組織・人事のリスク…そのトレンド

「最近流行のリスク」を解説。例えば「リスク認識ギャップリスク」。経営陣に「我が社のリスクは？」と問いかけると、それぞれが経験や担当部署によりまったく異なるリスクを想定していることがあり、それは大きなリスクであると。 また、「コミュニケーション不全リスク」の中では、「TED病」のような妙なプレゼンスタイルで不要な演出を施したり、メールマナーの不徹底によるミスコミュニケーションなど。他にも「越境リスク」「数学リスク」「SNSリスク」等、多様なリスク課題が提示されていました。

 
③新刊著書出版裏話も！

ごく最近出版され、売れ行き順調の秋山氏の著書『「一体感」が会社を潰す』（ＰＨＰ新書）は、実は全然違うタイトルを想定していたとのこと。「編集担当の若い女性の方に、自分の世代にビビっとくる本を書いてくれと言われました。タイトルも彼女が提案。私は「変人を活かす時代に」なんてイメージだったんですが、それじゃ売れません！ってきっぱり言われてしまったんです。優秀な編集者に恵まれましたよ！と、出版裏話をご披露いただきました。