開催報告

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2014.05.27

組織文化と人財育成; 温故知新~人づくりの最先端企業は何を経験してきたのか~

【開催レポート】
①人財開発の歴史と佐藤氏の出会った人、こと

佐藤氏は、日本IBMで営業、事業開発・商品開発等数々のプロジェクトの経験後、研修事業の責任者として、日本IBMにおける「人財開発」「リーダーシップ開発」の変遷を目の当たりにされてきました。得に「人と組織の成長」といった点では、ガースナー元CEOのIBM再生への取り組みの中で、日本におけるリーダー育成のとりくみ、その仕組みづくりの中心を担ってきました。その変遷をまとめた年表をもとに、ひとつひとつ、欧米と日本における人財開発の歴史を紐解いていきました。

 

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②「学び」の不思議と、科学との出会い

佐藤氏が1990年代にIBM本社にて、「ビジョナリーリーダーシップ」と「コーチング」のファシリテータートレーニングを受けた際、黎明期のビジネスコーチング「インナーゲーム」で著名なTim Gallewayがその真髄を日本の「禅」から学んだということに驚いたとか。その後、ものではなく人の成長を助ける人財育成をキャリアとして志向していきました。 自分の内なる世界に気づき、因縁生起を意識すること…それがリーダーの「信頼」につながるのだ、ということ。それは様々な企業の組織変革において根幹となるものであるという思いを強くしていったといいます。

 

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③人と組織の成長を支えるしくみづくりとは?

佐藤氏からの質問で、みなで考えました。「企業(部門)風土は業績に何%ぐらい貢献すると思いますか?」「リーダーは企業(部門)風土に何%ぐらい貢献すると思いますか?」……参加者から様々な意見、アイデアが出てくる中、企業の文化や、組織の風土にリーダーが与える影響とその役割について考えました。

 

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講師プロフィール

佐藤 武久

株式会社人財ラボ、エグゼクティブ・アドバイザー
株式会社グローバル・リンケージ、マネージング・パートナー
元IBCS、HCM パートナー 兼 日本IBMラーニングプロフェッション・リーダー

[略歴]
1978年、日本IBM入社。営業として関西営業本部およびIBMニューヨーク本社国際営業部に勤務。
1986年、大和研究所にてPC事業の立ち上げに参画。液晶を使った最初の製品企画を担当。
1993年、大和研究所人事部を経て日本IBM研修サービスに異動。e-ラーニングサービス事業を立ち上げ、企業戦略を支える総合的な人材育成ソリューションの設計・開発を実施。その後IBCSにて、効果的な人財活用・育成に向けた人事施策の整備やタレントマネジメントのコンサルティングをリード。特に組織変革に向けたリーダーシップ開発を、大手・中堅企業20社以上、2,000名以上の役員・部課長に対して直接実施。
2010年3月、ソニー/IBM/マンパワー合弁の人事BPO会社を設立。代表取締役社長として、組織変革をリードし、中国チームと連携した高品質・低コストの人事業務サービスをソニーに提供する。
2013年3月に退任し、現在は人と組織の成長を支援する人財戦略・人財施策の策定、リーダー育成を軸とした組織改革およびイノベーションを推進するリーダーシップ開発に取り組む。

【論文・講演活動など】
「日本企業におけるe-ラーニングの展開とその成功要因」(2004年、日本経営システム工学特別賞)
「グローバル環境で求められる日本のリーダー」(2008年、IBM Business Consulting Services、監修)
HRD Japan e-ラーニング・トラック委員(2002年、2003年)
情報処理推進機構主催 IPAX:「欧米におけるIT人材育成の取り組み」(2009年)、その他講演多数

開催概要

Overview

開催日時

2014年05月27日

定員

金額

会場

住所

〒102-0083
東京都千代田区麹町2-4-11 麹町スクエアプラザ9F

講師名

佐藤 武久

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