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絵本コーディネーター
出版・イベント企画
司書
[略歴]
1973年生まれ。新潟県出身。白百合女子大学卒。㈱メディアファクトリー(現㈱KADOKAWA)、国立国会図書館、ビジネス書出版プロデュース会社、絵本作家養成専門学校勤務を経て現在に至る。
‘大人にこそ絵本を’をコンセプトに、人生の様々な場面において活用できる「絵本の力」を伝え、読み深めることの提案、また企業等における「絵本設置スペース」の提案もしている。
【開催レポート】
①若者とのコミュニケーションが難しい!?
「若手社員とのコミュニケーション、うまくやれてますか?」そんな問いかけから東條氏の講演は始まりました。「絶望の国の幸福な若者たち」(古市憲寿著)や『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』(日野映太郎著)といった、20代の著作に触れると、価値観や仕事観が我々世代とはかなり違うという感覚があり、彼らの感性にあったアプローチに変えていかなければならないのだろうと思い至ったとのこと。そこで東條さんが編み出したのが「親ごころ3Kの法則」。…「心の窓を開き、人生観や仕事観を語れる先輩に」「会話をこころがけ、細やかに面倒をみてやろう」「石の上にも三年。結論延期能力を身につけよう」…素直で多様な感性をもつ、若者世代との向き合い方です。
②若者に向き合う際の絵本の「効用」とは?
そこで、この「親ごころ」実践に「絵本を使おう」の提案です。その効用は多数。たとえば「人間にとって普遍的なテーマが描かれているので、自分自身の価値観の再確認ができる」「素直な気持ち、曇のない視野を取り戻すきっかけになる」「想像力を回復できる」などなど。実際に絵本を手に取り、その効用を参加者全員で実感しました。
③絵本の物語を自らの立場に引き寄せて対話する
最後に、「シオドアとものいうきのこ」(レオ・レオニ作)を皆で読み、物語を職場や社会生活の中での自らの体験や立場におきかえて考えてみました。「この結論になった原因はなんだったんだろう?」「どこでどうすればこのようなことにならなかったのだろう?」グループワークの中参加者からは実に多様な発想や意見、アイデアや体験が出され、盛り上がりました。「絵本」という媒体の可能性を深く感じ、終了後も長くその余韻が残っていました。
講師プロフィール
東條 知美氏
絵本コーディネーター
出版・イベント企画
司書
[略歴]
1973年生まれ。新潟県出身。白百合女子大学卒。㈱メディアファクトリー(現㈱KADOKAWA)、国立国会図書館、ビジネス書出版プロデュース会社、絵本作家養成専門学校勤務を経て現在に至る。
‘大人にこそ絵本を’をコンセプトに、人生の様々な場面において活用できる「絵本の力」を伝え、読み深めることの提案、また企業等における「絵本設置スペース」の提案もしている。
開催日時 |
2014年08月26日 |
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定員 |
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金額 |
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会場 |
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住所 |
〒102-0083 |
講師名 |
東條 知美氏 |
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