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2017.05.24

ATD人材開発国際会議2017参加速報3日目「よく聞かれた15のKey Wordとあまり聞かれない10のKey Word」

ATDでは、400を超える様々なテーマでセッションが開催されます。
毎年、その時々の旬の言葉が出てきますが、会場で参加した人達の情報共有で、気になるキーワードを出して見ました。
限られたメンバーの感想ですが、興味深いキーワードがあり、私見ですが書き出して見ました。

よく聞かれた15のKey Word

① 神経科学(ニューロサイエンス)
② マインドセット
③ オキシトシン
④ 心理的安全
⑤ トランスフォーメーション
⑥ フューチャーワーク
⑦ ミレニアル世代
⑧ セルフウェアネス
⑨ アジリティ(俊敏性)
⑩ バーチャル
⑪ パーソナライズ(個別化)
⑫ インサイト(洞察)
⑬ アナリティクス
⑭ アジャイル
⑮ マイクロラーニング

3年くらい前には、一部の研究テーマのように扱われたいたニューロサイエンス(神経科学)に関連するキーワードは、基調講演から各セッションまで、様々な根拠として使われるようになりました。脳と体と心の動きや状態を科学的に証明する動きです。幸せホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」や基調講演のケリー・マクゴニカルの研究テーマである、「マインドセット」やストレスの話しも関連しています。

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先が曖昧で、不確実な未来に向けてBUCAの時代と言われますが、その中でも大きな変革、小さな変革は常に行われ、このような「トランスフォーメーション」をどのように受け入れ、「心理的な安全」を確保できるかが課題です。特に多くの国が「ミレニアル・ジェネレーション」のようなデジタル・ネイティブによって、新しい枠組みで変化が起こっています。変わるべきは組織だけでなく、一人一人が自らの「セルフアウェアネス」と「アジリティ(俊敏性)」を高めて変化に対応していかなければなりません。

今回、多くのセッションで未来の働き方「フューチャーワーク」に注目が集まっているのは、グローバルでの課題だと思います。世界はいつでも、どこでも「バーチャル」な環境で繋がり、そこで行われる学習は、より「パーソナライズ化」され、個々の分析「アナリティクス」が行われ、より深い「インサイト(洞察)」があります。このような環境変化を捉え、人材開発はより「アジャイル」な開発を求められ、具体的には、ATDのCEOトニー・ビンガムが今回の基調講演でテーマにしていた、「マイクロラーニング」の必要性も理解できます。

あまり聞かれない10のKey Word
同様に、何年も参加していると、今回あまり聞かれなくなったキーワードについての議論もありました。

1. トランプ大統領
2. AI
3. OJT
4. eラーニング
5. トレーニング
6. 企業内大学
7. ラーニングジャーニー
8. インフォーマルラーニング
9. ハイパフォーマー
10. ROI

日本の社会で当たり前のように聞く「トランプ大統領」「AI」というキーワードは、あえて触れないのかはわかりませんが、ほとんど聞かれません。「OJT」「eラーニング」「トレーニング」「企業内大学」というような言葉は、表に出ないだけで、暗黙知になっているのかもしれません。
以前は、トレンドのキーワードであった「ラーニングジャーニー」「インフォーマルラーニング」というような、基調講演でも頻繁に使われたキーワードは、それほど着目するほどでは無くなったのかもしれません。そして、「ハイパフォーマー」を育成し、ROIを目標に、生産性を高めるというアプローチは、少なくなったと言えるでしょう。

このような、キーワードだけの鳥瞰ですが、引き続きセミナーを探りたいと思います。